セカンドステージ
雲一つない青空。絶好のスポーツ日和。
川崎スタジアムでXリーグセカンドステージの鹿島ディアーズ VS アサヒビールシルバースターの試合を観てきました。
今シーズンよりXリーグのレギュレーションが大きく変わり、ファーストステージの各ディビジョン上位3チームがセカンドステージで他のディビジョンの上位3チームと戦い、ディビジョンごとの最多勝利チームとワイルドカード1チームがプレイオフトーナメント「ファイナル4」に進出する形式になりました。下位チームは同じディビジョンの下位チームと再戦するので全チームが7試合を戦う事になります。
この試合までシルバースターは6戦全勝で負けてもワイルドカードでファイナル4への進出を決めていました。一方ディアーズは負けるとプレイオフを逃す危機的状況です。
試合は序盤からディアーズのペース。キックオフをロングリターンされていいポジションからシリーズを始めるとラン/パスの両方が進んでゆきます。あっさりTDを決めてディアーズが先制。一方シルバースターは先発QBに東野を起用。ショットガンを中心に組み立てますがディアーズディフェンスが攻めさせません。その後シルバースターは相手パントをブロックして敵陣15ydsからのシリーズに4thDownギャンブルからタッチダウンを決めて一度は同点に追いつきます。
2Qにシルバースターは本来WRの#17 中島をQBとして起用するなどテスト的なプレイでいやな流れを打開しにかかりますがなかなか前進できません。一方鹿島はじわじわと前進し始めて最後はエースRB #29 丸田のランでタッチダウン。7 – 14で前半終了。
後半はシルバースターが前進するもファーストダウンが取れずに苦しむ中、ディアーズがランプレイで前進してタッチダウンを奪い突き放す。さらにシルバースターのチャンスにディアーズディフェンスがエンドゾーンでインターセプト。完全にモメンタムはディアーズ。
しかしシルバースターも4Qにやっと相手ディフェンスにアジャストし始めてパスが通り始めます。そしてタッチダウンを奪って7点差。しかしその直後のキックオフリターンがロングリターン。ディアーズが敵陣37ydsから攻撃開始してとどめのフィールドゴール。
結局14 -24 でディアーズが勝利。有る意味予定調和の結果でしたね。シルバースターは並木を温存していたようなので、ファイナル4で何かを見せてくれるかもしれません。
これでファイナル4にはパナソニック電工インパルス、鹿島ディアーズ、富士通フロンティアーズ、アサヒビールクラブシルバースターが進出し長居と横浜でジャパンXボウルへの進出をかけて戦います。ただ川崎ではトーナメントの抽選結果が知らされなかったのが不満です。可能なら試合終了後にフィールドで抽選会をやって欲しかったですね。