COSBY CUP クライマックスゲームズ

いい試合だった。でも負けちゃだめなんだよ。


この週末に東伏見のDydoドリンコアイスアリーナで、アジアリーグの集結戦「CosbyCup クライマックスゲームズ」が行なわれました。今シーズンレギュラーリーグの最終戦です。

2試合を残してアイスバックスは5位。とは言っても6位のフリーブレイズとは勝ち点2しか差がない状況です。とは言ってもレギュラータイム勝ちを1つすれば5位が確定する状況でした。

初日の第1試合クレインズ vs イーグルスはリスクを冒さない守りあい。残り8分に追いついたイーグルスがGWSを1-2で取って2-3で勝利。

第2試合、アイスバックスがホーム扱いでのゲーム。
8分過ぎにブレイズに先制されて重苦しい雰囲気。さらに2ピリ半ばにも2失点して3点差の絶望的な状況になります。ところが3ピリを10分ほど過ぎようとしたときに#12 内山先生がゴールを決めると、さらに1分後に#7 福沢がジャストミートゴールで1点差。俄然盛り上がりました。しかし残り1分に全員攻撃を仕掛けたのが裏目になり、まさかのエンプティネットで2点を失いThe END。6位転落です。

二日目はホームとアウェイを入れ替えての対戦。

第1試合は今日もリスクを冒さない反則の少ない試合。クレインズが試合開始早々に先制してそのまま逃げ切るかと思いましたが、残り7分でイーグルスが追いつきます。しかしオーバータイムにクレインズの大沢がファインゴールを決めて1-2のサヨナラ勝ち。

そして第2試合。何が何でも60分で勝ちたいアイスバックス。1ピリ12分過ぎにバックスが先制すると2ピリにも2点を追加、楽勝ムードになります。そこでフリーブレイズがタイムアウトを要求。そこから流れが変わります。立て続けに2点を失い、その後も1点づつ取り合って2ピリ終了時点で4 – 3。さらに3ピリに2点を失って逆転されます。それでもバックスは残り3分にまたも#7 福沢が決めて同点。こうなると全員攻撃をかけたいのですがブレイズにパックを押し込まれゴーリーが上がる事ができず、そのままレギュラータイムを終了。この時点でアイスバックスの5位浮上の可能性は消えました。

それでもバックスの選手はくじける事なくオーバータイムを守りきりゲームウィニングショットへ。しかし昨年までバックスにいた橋本を打ち破る事ができず0 – 1で落として5 – 6で敗戦。

バックスはまさかの6位で今シーズンを終える事になりました。

フリーブレイズはシーズン前を上回る結果を残しました。チームとしてのまとまりは余り感じませんでしたが、特例の外国人4名枠を充分生かして勝ち上がりました。あとクレインズ戦に強かったのは褒められるべきでしょうね。この実力は認めざるを得ません。ただ来シーズンは特例は廃止になると思うので、正念場かも。

バックスは気持ちを切り替えて1ヶ月後の全日本選手権に向けて調整して欲しいですね。