身延線ツアー

リベンジ完乗。


土曜日に青春18キップでJR身延線に乗ってきました。

身延線

実は昨年も富士宮までは行ってきたのですが、無計画に行ったので北上できませんでした。そのリベンジを兼ねての訪問です。

冬晴れの良い天気で、東海道線の車中からも富士山が見えます。今日のルートは富士山を囲むように移動します。

車窓から富士山

今回は昨年と違って東海道線で熱海経由で富士までそのまま移動。ところが熱海手前で列車が徐行のあと停車しました。静岡方面で人の立ち入りがあったようで、熱海駅のホームが塞がってしまい入線できなかったようです。そのため対面乗り換えができずに熱海駅で階段ダッシュすることに。

すこし遅れましたが富士で乗り換えて身延線に乗車します。

富士宮で途中下車して富士浅間大社へお参りしてきました。ここにお参りして新しい仕事場を見つけたのでお礼を兼ねてのお参りです。

昨年は雲一つない快晴だったのですが、今年は鳥居からみた富士山は雲の上に頭を少しだけ見せただけでした。「富士山」の歌詞と同じですね。

晴天に映える鳥居

でお昼には富士宮焼きそばをいただきました。関西のソース焼きそばとは違ってあっさり風味ですが、蒸した麺を使うのでモチモチしていて美味しいですね。クセになります。

富士宮焼きそば

お腹を満たしたところで、富士宮駅に戻って列車を待ちます。来たのは13時10分発の身延行き各駅停車。実は富士宮駅からの各駅停車甲府行きは10時53分発を逃すと16時30分までなく、乗り換え便でも次の列車は14時54分までありません。日が落ちる前に終点の甲府に着くには実はこの列車が最終と言っても良いわけです。

富士宮の市街地を抜けると富士川沿いに山あいを縫いながら列車が走ります。人の乗り降りはほとんどありません。人の移動需要が無いので列車もほとんど無いのでしょうね。

1時間ほどして身延に到着。ぞろぞろと乗客が乗り換えます。

身延駅

身延からの甲府行きは2両編成で立ち客も少しいます。また駅に到着すると僅かながら乗り降りもあります。市川大門辺りからは甲府盆地に入ったのか山景が徐々に遠くなってきます。乗客も増えてきて南甲府辺りではつり革が埋まるほどでした。

そうこうするうちに甲府に到着。陽が西に傾き始めている15時22分の到着です。

せっかくですので甲府の街を散策して、甲府城趾である舞鶴城公園を見てきました。駅から歩いてすぐのところにある城跡で天守閣は現存していませんが、その跡が残っています。それでも近代に入ってお堀や城の大部分が壊されてしまったそうです。

天守台跡から望む富士山

舞鶴城公園をあとにして再び街中を散策し、陽がかなり傾いてきたので駅前に戻って来ると信玄公が怖い顔して鎮座しておられました。

信玄公

駅ビルの喫茶店で一服したあと、中央本線で一路東へ。

身延線自体は絶景の風景が見える区間は少なくて、車窓を楽しむ路線ではありませんでした。どちらかというと駅前探索の方が、おもしろかったですね。

でも有意義な一日でした。