ファイナルステージ

富士通はタレントが多いなぁ。


今日は霧降ではなく横浜スタジアムにXリーグファイナルステージ準決勝のアサヒビールシルバースター VS 富士通フロンティアーズの試合を観てきました。勝った方が社会人王座決定戦「Japan X Bowl」へ進出できます。

天気も良くて12月の割に寒くなくて、アメフト観戦日和でした。

試合の方はシルバースターがフィールドゴールで先制するも、ランとパスを織り交ぜた富士通オフェンスが逆転します。シルバースターはパスは出るもののランが全く出ず攻撃が単調になってきます。QB #5 波木が故障でこの試合もスターターを東野に譲る苦しい状況で、流れを変える事がなかなかできません。ただディフェンスががんばって引き離されないようにするのが精いっぱいの感じでした。前半は17 – 6と富士通リードで終了。

後半もキックオフリターンタッチダウンで富士通に突き放されると、3Q途中から波木を投入します。しかし富士通の堅いディフェンスに阻まれてゴールに届きません。4Qに入って4分過ぎにやっとタッチダウンも決めさらに2ポイントコンバージョンを決めて10点差。しかし時計が厳しくなってきます。その後1本ずつ取り合って、最後は31 – 21でゲームオーバー。富士通がJapan X Bowlへ駒を進めました。

今日の試合で対照的だったのがゴールライン前の攻防。シルバースターは残り1ydを押し込めなかったのに対して富士通は簡単にタッチダウンを挙げます。ライン戦が押し込まれている感じはあまりなかったのですが、ここ一番ではラインの差があったのでしょうね。

試合そのものは堪能できましたが、個人的に気になったところがいくつか。

ハマスタを使うビッグゲームのはずですが、入場門が1つしか開いていなく、それもチケットチェックが2列しか有りませんでした。そのため入場に結構時間がかかってしまいました。入場門を増やすかチケットチェックを4列ぐらいにして欲しいですね。

あと一塁側は西日がきつくて試合がかなり見にくかったです。それでなくてもハマスタはアメフト的には決して見やすいスタジアムではないのですが、西日のせいで前半は特に見にくかったです。周りの観客もシルバースターの黄色いメガホンを組み立てずに日よけに使っている人が結構いました。

正直、ハマスタでXリーグを開催するのは良くないような気がします。ただ川崎では観客席が狭すぎるので難しいですね。東京近郊かつ交通の便が良いところで1万人規模のスタジアムが無いので仕方ないのかなぁ。