ダブルヘッダー
さすがに移動が大変。
今日は味の素スタジアムと東伏見DyDoドリンコアイスアリーナをはしごしてきました。
味スタは今年からアメリカンフットボール大学選手権東日本代表決定戦に位置づけられた「CRASH BOWL」の決勝。東伏見はアイスホッケー関東大学リーグプレイオフ決勝です。
どちらも優勝のかかった大一番とあって注目の一戦です。
味スタの対戦カードは小樽商科大学にトマホークス対決を勝利した法政大学トマホークスと仙台大学を撃破した早稲田大学ゴールデンベアーズです。
試合は一方的な法政ペース。攻撃が全く出ない早稲田に対して法政はラン/パスのどちらも面白いように決まります。
前半を終わった時点で21 - 0と法政が一方的な展開に。私はバックスタンドの早稲田サイドにいたのですがファーストダウンもなかなかとれない展開で、歓声よりため息が多くてフラストレーションがたまっている感じでした。
後半に入って少しずつアジャストできてきたのか早稲田の攻撃も出てくるようになります。そして3Qに早稲田のタッチダウンパスが決まった、と思われた瞬間に法政ディフェンスがレシーバーのキャッチしたボールをかき出すファインプレイ。幻のタッチダウンとなります。
それでもフィールドゴールを決めて3点を返しますが法政は1タッチダウンを追加。ただこの頃からメンバーを控えに落としたせいか法政に反則が目立ち始めます。
4Qに入って法政の大きな反則もあり攻め込めるようになります。あわやランアフターキャッチでタッチダウンというシーンもあったのですがレシーバーが足を痛めていたみたいでゴールまで走れず。それでもこのシリーズをエンドゾーンまで持ち込みタッチダウン! キックも決めて7点を奪うとバックスタンドも溜飲を下げたのかにぎやかになります。
それでも攻守にわたり法政の良いところが出た試合で、38 - 11で法政大学トマホークスが甲子園へのキップを掴みました。
で、試合が終わったのが4時前。16:30フェイスオフの東伏見へ移動開始です。
移動は新宿経由の鉄道ルートではなく武蔵境経由の鉄道&バス乗り継ぎルートを選択しました。このルートは乗り換え回数は多いもののうまくはまれば新宿経由より早く到着するのであえてこちらを選びました。で、リンクについたのは5時過ぎ。1ピリ17分ぐらいの状況でした。
東伏見の対戦カードは東洋大学 VS 早稲田大学。このプレイオフは2回戦制で1勝1敗の時はトータルゴール数で勝者を決めます。1回戦は5 - 8で早稲田の勝ち。ですので東洋が勝つには4点差以上をつけてこの試合を勝たないと優勝はありません。
到着した時は1 - 1のイーブンの状況。
2ピリに入ってすぐにペナルティで法政の2メンアドバンテージの状況になりますがそこは早稲田が凌ぎます。それでも大量点の欲しい東洋はガンガン攻めてきます。そして27分過ぎに東洋が勝ち越し点を挙げるとさらに34分過ぎにパワープレイゴールで2点リード。逆転優勝に望みを繋ぎます。
ところが2ピリ終了3秒前に早稲田がまさかのゴールで1点差。実質東洋の2点ビハインドの状態でインターミッションを迎えます。
3ピリにどうしてもあと2点が欲しい東洋は積極的に攻撃を仕掛けて、開始早々にゴールを決めて2点リード。あと1点で追いつきます。
その後は一進一退の見ごたえの有る攻防を繰り広げますがスコアに繋がりません。それもそのはず両軍にペナルティがなく均衡状態が崩れないのです。
そしてついに残り1分の状況でパックを敵陣に持ち込んだ東洋は全員攻撃に出ます。
しかしそのパックを奪った早稲田は誰もいないゴールへ放り込んでとどめのゴールで4 -3。あとはカウントダウンが0になって、試合には負けた早稲田の選手がスティックやフェイスガードを捨てて、歓喜の輪を作ります。一方、試合に勝って優勝を逃した東洋の選手はぼう然としています。
早稲田が昨日の5 - 8で3点のリードを奪いこの試合に余裕を持って臨めたのが勝因ではないでしょうか。
大学リーグは初めて観戦したのですが、レベルの高さもさることながら学生スポーツ特有の熱さがあって良かったです。
帰りもバスで三鷹に出て夕飯を食べてから帰ってきたのですが、新宿経由より楽に早く帰ってこられました。(ただし運賃は電車の方が安いケド)
駅前のイルミネーションも奇麗で、ものすごく充実した一日でした。