プラネタリウム
番組が終わった時、少し涙が出た。
府中郷土の森博物館のプラネタリウムに来ました。特別番組 『HAYABUSA – BACK TO THE EARTH』を観たかった からです。
まずは映画の上映の前に、今日の夜20:30ごろの府中付近の星空を解説。今日は木星が最接近して大きく見えるそうです。夏の大三角形を中心に主な星座の説明がありました。
その後は特別番組の放映です。
ハヤブサは探査機の名前で、地球から小惑星「イトカワ」へ向かい、イトカワの地表を採取して地球に帰還する探査プロジェクトです。そのプロジェクトをまとめたドキュメンタリーが『HAYABUSA – BACK TO THE EARTH』です。
綿密に計算された航路の説明、イトカワへの到着、そしてその後に起きたアクシデント。その苦労の道筋がステキなCGで展開してゆきます。
全てに「宇宙への夢」がつまった映画でした。
1時間ほどの番組が終わりプラネタリウムを出て、博物館内を見学します。
常設展「府中の文化と自然」ではくらやみ祭りの映像や府中の生い立ちが展示されています。
また夏休みの間、特別展として写真家の高砂淳二さんの写真展「Aqua Planet」が行なわれていました。海の中の青を基調とした水中写真と海洋生物のあどけない表情が印象的でした。
その他にも日蝕写真の展示などがあって、夏の暑い日でしたが知的好奇心を満たす事が出来ました。
三鷹もいろいろありますが、府中は文化施設が整備されていていいですね。